
– from atelier – Pao de loのものづくりのうらがわ。
今回は「染めの最新技術」にまつわるお話をお届けします。
「染め」は手で描かれる友禅や、型を使い手で染める江戸小紋などの伝統技術が代表的で、
現代でも生地に柄を入れるプリントは、型を使い色を重ねていく作業を機械で行います。
” ゆらぎ ” や ” にじみ ” を表現する方法として
「ビスコテックス」という型を使わないプリントの最新技術の手法を使用しています。

昭和28年ごろにの絹の精練風景
福井県鯖江市で1889年の創業以来、社名の由来にもなっている
絹の精練(せいれん)作業(絹に光沢を出すための水洗い)を行ってきました。
それから130年・・・、繊維産業からメディカル、エレクトロニクスまで多岐にわたり
世界中で活躍されています。
その中のひとつである繊維産業では、技術と最先端のIT との融合により開発された
「ビスコテックス」は従来の方法と全く違い、写真のように特殊なプリントすることで
機械では出せなかった” ゆらぎ ” や ” にじみ ” を表現することができるのです。


柄作りからプリントをするためのデータに変換して頂くまで、
技術者の方々に何度も試行錯誤して頂いて、やっとできる繊細なプリントです。

染料、水、エネルギーの使用量を従来のプリントのシステムに比べて1/5~1/20に抑える
エコフレンドリーな手法でもあります。
Pao de lo は、メインのプリントは全て、この手法で作成しています。


雫プリントワイドパンツ ¥22,000+tax
